簡単なタスクと難しいタスクはどちらを先にやるべきか

簡単なタスクと難しいタスクはどちらを先にやるべきでしょうか?

私は簡単なタスクから消化していくのが好みなので、基本的に簡単なタスクから先にやります。

前提条件

アサインされたタスクを期限内にどう消化していくかの話です。

タスクを一杯抱えている人や管理者のマルチタスクの話ではないです。

簡単なタスクを先にやるメリット

時間と心に余裕がある状態で簡単なタスクを消化できる

仕事には期限がありますので、期限が近付くほど使える時間や心の余裕がなくなっていきます。

簡単なタスクだとしても、切羽詰まった状態ではケアレスミスをしたり、雑な仕事になる可能性があります。

簡単なタスクを先にすれば、時間も心も余裕がある状態で消化できます。

難しいタスクに集中できる

複数タスクが残っている状態ですと、「これが終わったら、次はあれをやらなきゃな。時間あるかな?」と気になります。

簡単なタスクを先に消化してしまえば、残りは難しいタスクだけなので集中できます。

残り時間も全て難しいタスクに割くことができます。

仕事が進んでいることが実感できる

例えば、1つの難しいタスク(見積2人日)と4つの簡単なタスク(見積1人日)があったとします。

難しいタスクを先にやると2日でタスク完了数は1(2日で終わられなければ0)です。

簡単なタスクを先にやれば1日でタスク完了数は4です。

タスク完了数はとても大事な指標だと思います。

完了数が増えるほど、仕事が進んでいることが実感できますし、達成感を得られます。

未完了数が減るほど、「あとはこれだけやればいいんだ」と安心感を得られます。

進捗報告の見栄えがいい

上記の5つのタスクの例で言うと、2日目の途中の段階で以下になります。

  1. 先に難しいタスクに着手した場合→タスク完了数0/5
  2. 先に簡単なタスクに着手した場合→タスク完了数4/5

管理者からしたら、2の方が安心できるのではないでしょうか?

また、1の場合は管理者から詳細な説明を求められるのではないでしょうか?

簡単なタスクを先にやるデメリット

問題の発覚が遅れる

難しいタスクほど問題を孕んでいます。

難しいタスクを後回しにすると、問題が発覚するのが遅れて期限内に対応できない可能性があります。

全く未知のタスクや見積時点で問題がありそうなことが分かっているのであれば、難しいタスクから先に着手して、問題を洗い出した方がいいと思います。